使用済自動車の適正な処理・回収を行い、高度なリサイクル技術によって有用な貴金属を分別し再資源化の素材を社会に循環させています。
2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであります。
当社、『和氣商店』は、
子どもたちが安心して暮らせる街と
美しい自然環境を未来へ受け渡すために、
自動車リサイクル事業を通じて、
廃棄物の適正な回収と処理をおこない、
有用な限りある資源を
社会に循環させることに貢献します。
当社は、2030年までに10万台の使用済
自動車を適正なリサイクル処理を実施し、
25万点の自動車リサイクル部品を生産、流通
させることで環境負荷を低減し、
持続可能な社会の実現に貢献します。
使用済自動車の適正な処理・回収を行い、高度なリサイクル技術によって有用な貴金属を分別し再資源化の素材を社会に循環させています。
気候変動の原因となる、オゾン層の破壊要因のひとつフロンガスの回収、水質汚濁の原因になりうる自動車に使用されているオイル類を徹底して回収し、美しい自然環境の保持に努めています。
リサイクル部品は廃棄物の削減とエネルギー使用抑制に大きな繋がりがあります。新品部品を製造する過程で排出されるCO2よりも再利用可能な自動車リサイクル部品を修理に使用するほうがCO2の排出量を抑制することができます。高品質な自動車リサイクル部品を生産・販売し流通させることでCO2排出削減に貢献しています。
CO2削減値は、「NGP」「富山県立大学」「明治大学」との産学共同研究による算出です。
自然災害時に被災車輌の引き上げの支援や不法放置車輌の撤去などをおこない住みやすいまちづくりへ貢献します。
当社の活動として、年間30台前後の使用済み自動車を地域を守る消防署の特別救助隊(レスキュー隊)の皆様へ訓練用として貸出しています。
良質なチェックされた自動車リサイクル部品を世界各国15拠点以上に毎月25本前後のペースで送りだしています。(業務委託輸出含む)
社屋全体に可能な限りの太陽光発電パネルを設置。地球環境に優しいクリーンなエネルギーを作り出しています。
当社全体で年間250,000kwh前後の電力を供給しています。
当社では、『お互いさま』の精神をもとに、誰でも平等に出産や育児、子どもの行事参加、介護などで一時的に職場を離れても大丈夫な職場環境を整えています。また、正社員であっても各々の状況にあわせた短縮勤務時間の制度を設けています。
ひと昔前の自動車リサイクル業は、男性の職場で『3K』(きつい、汚い、危険)というマイナスな労働環境のイメージがあったとおもわれます。
当社は、整理・整頓・清潔、そして安全な職場環境を提供し、性別に関係なく活躍できる職場づくりに努めています。
また、2020年に人事評価制度を導入しました。業務の可視化、昇進や昇給を明確にし、性別や年齢に関係なく誰もが公正な評価を受けることができる体制を整えました。
世界中で活躍する日本製自動車や自動車部品を取り扱うため、国籍を問わずグローバルな人材登用を積極的に行っています。
当社では昨今の循環型社会への社会的関心の高まりから、主力事業である自動車リサイクル事業を通じてより社会貢献ができないか模索していました。2021年9月より岡山県立岡山南支援学校様へ使用済み自動車から取り外されたオーディオ類、カーナビ等を授業教材の一環として提供させて頂いています。これらの小さな自動車電子部品も希少金属が含まれた素材が使用されており、そのまま廃棄してしまえばゴミ同然、しかし、さらに精緻に分解することで新たな資源に生まれ変わることができます。児童生徒の手作業により、丁寧に一つひとつ分解、分別していただいています。児童生徒が授業をとおして『はたらく』幸せ、楽しさを実感し、社会生活や職業生活に必要な知識・技能を身につけ社会参加に興味関心をもち積極的に行おうとする心を育むお手伝いをさせていただいています。
当社では、2003年度より単独で「環境マネジメントシステム(ISO14001)」を取得し取り組んできました。2015年度より当社が加盟するNGP日本自動車リサイクル事業協同組合が主導する合同認証制度へ移行し、同時に「品質マネジメントシステム(ISO9001)」を追加取得しました。2016年度には「情報セキュリティマネジメントシステム(ISO27001)も追加取得し、以降、継続して更新を続けています。