岡山県立岡山南支援学校様へ取材、参観してきました。
秋晴れの清々しい吉日、10月14日に岡山市南区にある岡山県立岡山南支援学校様へ訪問、取材参観させていただきました。
岡山県立岡山南支援学校様は知的障がいのある児童生徒を対象とした教育を行う特別支援学校です。岡山南支援学校様は、一人ひとりの特性に応じ、児童生徒・保護者様のニーズにあわせた適切な教育を行い、自己のもつ可能性を最大限に伸ばし、自立し、社会参加することのできる児童生徒を育成することを目指しています。また、地域との交流を図ることにより社会性や豊かな人間性を育むため、積極的に外部との交流を受け入れてくださる開かれた校風の教育機関です。
ところで、弊社と関わりのある皆様は、「 んっ、なぜ??? 」 と、おもったかもしれませんね。
実は弊社としましても新しい取り組みの一部で、こちらの岡山南支援学校様へ児童生徒への授業教材として、使用済み自動車から取り外したカーナビやオーディオ等を納品させていただいてるからなんですね。
カーナビには希少金属が少量ですが沢山の細かい部品に使われています。カーナビとして廃棄してしまえば、いわゆるスクラップとして『ゴミ同然』の取り扱いになってしまいます。細かく分解し、素材ごとに回収することによって再利用可能な【資源】として生まれ変わります。
岡山南支援学校の高等部の作業学習のリサイクル班の生徒の方々に、手作業により丁寧に一つひとつ出来るだけ分解して素材別に仕分けをしてもらっています。生徒のみなさまが授業をとおしておこなった作業が資源を循環させ地球環境に貢献していること、我々のような地域企業と関わりをもち『はたらく』幸せや楽しさを実感し、積極的な社会参加に興味関心をもって頂けたらと思っています。
授業時間中は生徒の皆さん黙々と作業に取り組んでいただいてました。
実際に作業をしてみると意外と無心になれて「時を忘れる」ぐらいハマります。
最終的に可能な限り細分化して、磁石等を使用し素材別に仕分けしていただきました。
弊社より生徒の皆様に「環境教育ノート」を寄贈させていただきました。
「環境教育ノート」とは、NGP日本自動車リサイクル事業協同組合の「NGPアップサイクルプロジェクト」により、使用済み自動車(廃車)から廃棄物である自動車やナビの取扱説明書を回収し有用な資源として子供たちへ3Rの大切さを自動車リサイクルの流れを通じて勉強してもらうために生まれ変わったノートです。
詳しくはこちら → NGPアップサイクルプロジェクト「環境教育ノート」
岡山県立岡山南支援学校の教職員や生徒の皆さま、本日は心暖かく参観を受け入れて下さり誠にありがとうございました。